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サンワトリニティ株式会社
製品・サービス

省エネ・環境保全・CO2削減

デシカントによる空調機の高効率運転

デシカントの導入により、既存空調設備の約30%以上の効率アップが可能です。
デシカント(除湿剤)により、空調機に送り込む外気の湿度を下げることで、既存空調システムの効率アップを実現。熱源機器の増設なしに快適な空調環境を提供し、省エネ、CO2排出削減に貢献します。

従来の空調システムの仕組み

一般空調の場合
一般空調の場合、居室への必要風量が1,000m3/hの場合、居室内で汚れた空気の一部を排気し、居室内の環境を維持する必要があります。そのため、空調機へは500m3/hをRA(還気)として戻し、外気の500m3/hと混合して処理した空気を居室に給気。残りの500m3/hは排気されます。これが基本的な「空調」の考え方です。(図1参照)
冷房時に空気の冷却を行うのが空調機です。冷却のためには、(1)空気を冷却するためのエネルギー(顕熱)、(2)除湿するためのエネルギー(潜熱)が必要です。特に、日本のような高温多湿の地域では、除湿のために大きなエネルギーを消費します。

1次処理コイルを採用した場合
そこで、図2のように、1次処理コイルを設けて外気だけを1次処理し、還気と混合する方式を採用するケースが多く見られます。これにより、より確実な空調効果が得られる反面、空調システムのイニシャルコスト、ランニングコストの負担も増大します。
ランニングコストを抑制するため、多くのユーザーは、OA(外気)を絞る傾向にあります。しかし、これでは建物内の気圧が低くなるため出入り口から大量の外気が侵入し、空調バランスに偏りが起きたり、必要な排気ができなくなったりするなどの弊害が起きてしまいます。

デシカント空調システムの仕組み

デシカント空調システムの場合
従来の空調システムの問題を解決するため、私たちが提案するのがデシカント(除湿機)を採用した空調システムです。
デシカント空調システム(図3参照)では、外気(1)をデシカントによって除湿し、既存の空調機にOA(外気)として供給されます。この段階で潜熱の40%以上を除去する半面、除湿過程で吸着熱(吸着剤からの発熱)が発生するものの、潜熱60%+顕熱40%であった元の外気が、潜熱20%+顕熱50%となるため、トータルの熱量は約30%カットされます。つまり、同じ容量の空調機ならば約30%の能力アップが期待されるわけです。
一方、デシカント側では、外気(2)によってデシカントの吸着剤を冷却すると同時に、吸着剤の湿気を外気(2)が奪い、高温多湿となった外気(3)として排気されます。
また、デシカント空調システムは、モイスチャー(湿度)コントロールも容易です。つまり、同じ室温でも湿度を下げることにより、快適性が向上するだけではなく、空気中の細菌の繁殖を抑制するなど、環境衛生面でも非常に優れたシステムです。
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